長崎源之助、安房直子、齋藤隆介などの作品を論じ、宮沢賢治以後の近代児童文学の底に流れる内発的、土着的な伝統の流れを追う評論集。新たな創造に向け、伝統を踏まえつつ、面白おかしいだけではない児童文学の誕生を望む。

『児童文学の伝統と創造』小西 正保
定価2,100円(2,000円+税100円)

サイズ:四六版 220ページ
ISBN:4-902528-13-4
発行年月:2005.11

日本図書館協会選定図書

●筆者紹介
小西 正保(こにし・まさやす)
1930年、東京生まれ、早大卒。55年、岩崎書店入社。編集長、社長、会長を経て97年退職。76年から92年まで東洋大学短大非常勤講師。日本児童文学者協会会員。70年「石井桃子論」により日本児童文学者協会新人賞受賞。97年、日本児童文芸家協会、第36回児童文化功労賞、03年第4回にっけん児童図書出版文化賞を受賞。
著書に『随筆・宮沢賢治』(岩崎書店)、随筆集『ラインの虹』(山月居)、『私の宮沢賢治論』『私の出会った作家と作品』(いずれも創風社)、『絵本と画家との出会い』(日本エディタースクール出版部)など。